リサイクルコラム|オリオン座が消える日2
オリオン座と言えば、冬の夜空を見上げたときに目に付きやすい有名な星座ですので、実際に見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ギリシア神話に登場する狩人「オリオン」に由来するこの星座は、ちょうど腰にあたる部分に3つの星が並び、それを取り囲むように4つの明るい星でオリオンの体を形作っています。
4つの星のうち、左上(右肩にあたる部分)に赤く光る1等星が「ベテルギウス」、また右下(左足にあたる部分)に白く光る1等星が「リゲル」です。
■オリオン座が消える?
オリオン座を形成する星たちの中でも、もっとも寿命が近づいていると言われるのが、「ベテルギウス」です。
赤く輝くベテルギウスは、地球から640光年(つまり光の速度で640年かかる距離)ほど離れたところにある天体ですが、その質量は太陽の約20 倍(地球の約660万倍)、直径は太陽の約1,000倍(地球の約10万倍)という巨大なもので、「赤色超巨星(せきしょくちょうきょせい)」と呼ばれる 天体の1つにも数えられています。
仮に、ベテルギウスを現在の太陽の位置(=太陽系の中心)に置くと、木星の軌道付近までがすっぽり入ってしまうほどの大きさとなります。
そんなベテルギウスの大きさが、ここ15年で約15%も縮んだという観測結果が出ており、この結果はベテルギウスに超新星爆発の時期が近づいていることを意味しています。
しかも驚くことに、早ければ近い将来、超新星爆発が見られるとも言われています。
ちなみに、現在地球上から見えるベテルギウスは640年前の姿ですので、ひょっとすると実際のベテルギウスは超新星爆発を起こしてすでに消滅しており、この宇宙にはもう存在していない可能性もあります。
■ベテルギウス超新星爆発のその後
計算上、ベテルギウスが超新星爆発を起こすと、約3カ月間はマイナス11等級ほどの明るさを維持して輝くとされています。これは、マイナス10等級前後とされる半月を上回るほどの明るさです。
その後は、約2年で爆発前と同程度の1等星の明るさまで戻り、4年後には肉眼では見えなくなるほど暗くなるだろうと推測されています。
また、爆発時には電磁波の一種であるガンマ線がビーム状に、ほぼ光と同じ速度で放出されることになります。
万一、それが地球に直撃すればオゾン層が破壊され、生態系へも影響が出るのではないかとの懸念もありましたが、最近の研究により、直撃の心配は無いことが分かっています。
■まとめ
今回は、オリオン座の1等星「ベテルギウス」の超新星爆発による消滅の可能性についてお話してきました。
オリオン座にかかわらず、このように星の誕生や死を繰り返すことによって、普遍的だと思われている夜空の星々も、常に変化しているということがお分かりいただけたでしょうか。
もし、ベテルギウスの超新星爆発が起これば、きっと世紀の天文ショーになるでしょうね。
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星と人間の時間が一緒に流れていると初めて知った。
星に寿命は無いけれど、寿命を安定して自ら光り輝いている時間とすると。
太陽の寿命は推定100億年。今半分まで来てるらしい。
地球誕生38億年?
生命誕生36億年?らしい
wikiによると今回、超新星爆発を起こそうとしているペテルギウスさんは
安定して自ら輝いてから推定1000万年らしい。
1000万年前と言えばアフリカに人類にとって一番大切な山脈ができた頃。
変わらない物の象徴のはずの星は、意外と変わっていくものらしい。
そして、最高の輝きを3ヶ月間見せてその後小さくなっていく。
ずっと遠くの星から640年旅してきた光が人間の時間スケールで変化していく。
親近感がわいてきた。
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